健康

姿勢を正す

 

姿勢が悪いというだけで、あなたの人生かなり損をしているのをご存知ですか?

姿勢が悪いと、どのような影響があるのでしょうか。

姿勢が悪いことで起こる一次的な問題として挙げられるのは、

呼吸が圧迫されて酸素を取り入れにくくなる、筋肉が硬くなる、

腸など内蔵の働きが悪くなるなど、主に体の不調です。

二次的な問題としては、姿勢が悪いことによって覗き込むように字を書いたり、

目を斜めに使ってしまったりすることで、

継続して勉強ができずに学力が低下することが挙げられます。

また姿勢が悪いと柔軟性がなくなり、

つまずいたり転んだりしやすくなるので、ケガも増えてしまいます。

なぜ姿勢は悪くなってしまうのでしょうか。

姿勢の問題は、人間が2本足で立つようになってからの永遠のテーマです。
赤ちゃんがつかまり立ちを始めたときから、その問題は発生しています。

赤ちゃんはもともと背骨がC字カーブになっていて猫背で成長するにつれて、

背骨はS字カーブを描くようになります。

S字カーブの背骨は、体の中で一番重いパーツである頭の重みを

分散させて支えているとのこと。

良い姿勢というのは、頭の位置がS字カーブの上に乗っている状態です。
この位置が前後にずれることで、肩こりや腰痛といった体の不調が出てくるのです。

構造上重力に逆らって2本足で立っている人間は、

姿勢が悪くなりがちだということです。

体に酸素を取り込むには肺の中に大きく空気を取り込む必要があります。
姿勢が悪くなると肋骨が上手く広がらず呼吸が浅くなってしまい、

肺活量が低下します。

実は酸素摂取量が少ないと肥満に直結します。
体内に取り込む酸素の量は、脂肪燃焼を促すうえでとても重要なものなのです。
酸素を体内に多く取り込むことで、

細胞からエネルギーを取り出して脂肪を燃焼させるのです。

これは日常においても同じことです。

姿勢が悪く肺活量が低下することによって、

体内に酸素が行き渡らなくなる恐れがあります。
つまり、脂肪の燃焼率が悪くなるということなのです。

先ほどお伝えした肺活量の低下、実は肥満につながるだけでなく人は

普段の呼吸が浅いとうつ病等の心の病気になりやすいという

研究結果があります。

呼吸は普段の生活の姿勢と密接な関係があり、

息を吸うときには肺の横隔膜や肋骨を動かしています。
しかし姿勢が悪いとこの呼吸をする為の器官を上手く動かすことが出来ません。
十分な空気を体内に取り込むことが出来ずに、

呼吸は常に浅い状態になってしまいます。

呼吸が浅いと、脳内信号を伝えるためのホルモンの分泌を

抑制することに繋がり、結果的にうつ病や自律神経失調症のような

心の病気になるリスクを高めてしまいます。

姿勢が自律神経のバランスを崩すひとつの原因となっている可能性があります。

自律神経は下垂体といわれる脳にある部分がホルモン分泌を

コントロールすることにより、バランスを保ち働いています。

自律神経の乱れはこの部分への血流が悪くなってしまうことで、
上手くホルモンを分泌できなくなって起こります。

この血流不足の原因のひとつとして姿勢の悪さが挙げられます。
肩こり同様、姿勢の悪さから血液の流れが悪くなることで起こってしまいます。

自律神経の乱れによる症状はさまざまなものがあります。
頭痛、吐き気、肩こり、動悸(どうき)、しびれといった体に

症状が現れるものや、けん怠感、イライラ、不安、集中力・注意力の低下など

精神に症状が現れるものなど、心身それぞれに症状が現れます。

最初は生活に支障があまりでない程度の症状なので、

そのまま放置してしまいがちですがこれらの症状が

大きな病気や不調の長期化につながることもあるので、早めの対策が必要です。

背中の筋肉は頭や顔の皮膚を引っ張る働きをします。

背中を丸めて座っていると、頭や顔の皮膚が使われずに段々と衰えていき、

たるみへと繋がります。
また、血行が悪くなったり老廃物が溜まったりすると

肌荒れやくすみの原因にもなります。
姿勢が悪いと見た目が悪くなり、

折角おしゃれをしても台無しになってしまいますし、

猫背で俯きがちな方は消極的で自信がないというイメージを

持たれやすくなります。

良い印象を持たれるためにも、姿勢を正しくすることはとても大切です。

ストレートネックとは、ゆるやかにカーブしているはずの頸椎(首の骨)が、

首を前に出した姿勢を続けたことによって、

まっすぐになってしまった状態です姿勢が悪くなるとそれぞれの
関節に負担がかかりやすくなるので、痛みが出てきます。
日本人の8〜9割に、ストレートネックの兆候があるというのです。

なぜストレートネックになるとよくないのでしょうか。
ストレートネックになると、体の約10%もある頭の重みが頸椎に

まともにかかり、首周りにある筋肉や神経にも大きな負担を与えます。
首周りへの負担は、筋肉の疲労となり、首や肩のこりとして感じられます。

たかが首こりや肩こりを放っておけば、セキをしただけでも首に痛みが

走るような状態になることもあるので、注意が必要です。

また、頭の重みで頸椎の関節と関節のすき間が縮まってしまうと、

そこに存在する多くの神経が圧迫され、不快な症状が出てきます。
例えば、頸椎の上のほうが圧迫されると耳鳴りやめまい、頭痛(緊張性頭痛)、

自律神経失調症などにつながります。

また、頭の重みで頸椎の関節と関節のすき間が縮まってしまうと、

そこに存在する多くの神経が圧迫され、不快な症状が出てきます。

また、頸椎の下のほうが圧迫されると

首や肩のこり、手・腕のしびれが現れやすくなります。
さらに、頸椎と頸椎の間にある椎間板が圧迫されて突き出し、
いわゆる「首のヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)」になるケースも

よく見られます。

姿勢は食事の際にもとても重要です。
食事をとり、消化し、排泄するまでには非常に多くの工程を

ふんでいることをご存知でしょうか?

食べ物を口に入れ、口まわりの筋肉を使い噛み砕き、

それを飲み込んだ直後に食道に送りこみ、胃、十二指腸、小腸、大腸で消化し、

必要なものは吸収され、不要なものは体外へと排出されます。

悪い姿勢で食事をしていると、食べ物を噛み砕く筋肉や小腸、

大腸を支えている筋肉が衰えます。
また口から食道までの道や内臓が圧迫されて通過しにくくなったりと

良いことは1つもありません。

ではなぜ正しい姿勢で食べると内臓が活動しやすくなるのでしょうか?

胃、小腸、大腸は腹部(みぞおち~下腹部)に収まっています。
そしてこれら内臓は腹横筋という深部の腹筋によって支えられています。
腹横筋はコルセットのようにお腹の周りをグルっと囲っている筋肉で、

良い姿勢を保っているときに腹横筋の働きが高まり内臓を支える力を

発揮してくれます。

また良い姿勢を習慣づけていくと、それだけで腹横筋が強くなります。
腹横筋がしっかりと機能し内臓を支えてくれることで、

内臓が適切な位置に保持されるため活動しやすくなるのです。

 

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