
民俗食=お漬物の話
市販の漬物の消費量が減少
日本人の民俗食の基本は『自然を尊び食材の持ち味を生かした食』でした。
先人たちはシンプルに調理した四季折々の旬の物を食べてきました。
漬物は民俗食のひとつですが、年々消費量が減ってきています。
市販の漬物の消費量が減ってきている背景には、スーパー等では発酵している漬物は殆ど姿を消し、数多くの添加物に浸された味に違和感を覚える消費者が増えて来た事が大きく影響しているのではないでしょうか?
添加物に侵された漬物に違和感を
現在、一般的に日本人が摂取する添加物は一日約10gだといわれており、年間では約4㎏にもなります。
量のみならず種類の多さも問題です。
厚生労働省が認可している食品添加物、指定添加物は455品目にも上ります。
また、体内でこれらの食品添加物が数十種類入ってり化学反応を起こした場合、
どうなるか?については解明されていません。
また食品添加物の中には表示を省略できるものもあります。
日本はどうしてこんなにも添加物が使われるようになったのでしょう。
そのきっかけになったのは「減塩」ブームだといわれています。
精製塩の取りすぎ
塩はご存知の通り防腐剤としての役割があります。
塩を減らすと食品は腐りやすくなります。
塩を減らした分、日持ちを良くする為に化学物質が添加されます。
化学物質を防腐剤として入れると今度は味が悪くなる⇒次は味を良くするための化学調味料が更に加えられる事になります。
減塩 ⇒ 防腐剤 ⇒ 調味料 というサイクル
全ての塩が悪い訳ではなく塩化ナトリウム99.5%以上の精製塩の取りすぎが問題だといわれています。
先人に習おうー乳酸菌の増殖―
さて何故先人たちは漬物を食べてきたのでしょうか?
日本で漬物が作られるようになったのは縄文時代からだといわれています。
野菜を塩漬けにし、発酵させて保存することで、野菜に付着した乳酸菌が増殖します。
また乳酸菌が出す酸が保存性を増すだけではなく、体に必要なビタミン・ミネラルなどを生成します。
意外と知られていないのですが、野菜を生の状態で食べると糖質が多いのですが、
漬物にすることで乳酸菌が野菜に含まれるショ糖やブドウ糖を食べてくれるのです。
昔ながらの発酵漬物は菌と食物繊維の両方を食べる事が出来る優れた食品です。
植物性乳酸菌の働き
乳酸菌が発酵する過程で生み出す乳酸や酢酸により、有害な菌や悪玉菌を寄せ付けない環境を作り出します。
近年、乳酸菌にはNK(ナチュラルキラー細胞)活性の上昇が認められるなど、免疫と乳酸菌の相関性も研究テーマとして取り上げられることも多くなってきました。
漬物の乳酸菌は、ただ単に乳酸だけを生成するのではなく、最近では人間の体に良いとされる様々な物質を生産することが医学的に解明されてきました。
乳酸菌入りの漬物がご用意できました。
私どもでは10月より超自然栽培で育てたお野菜を、約一年天日干をした海塩、本みりん酢、SU-6乳酸菌(植物性乳酸菌)のみで漬け込んだ、
こだわり抜いた発酵漬物を販売いたします。
発酵漬物の植物性乳酸菌は日本人の腸と相性の良い菌のようです。
毎日昔ながらの発酵漬物を食べていると現代人の腸内環境も変わってくるはずです。
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2件のコメント
村田弥生
お漬物お野菜の味がしっかりしていてとても美味しくいただいています。
賞味期限を過ぎても大丈夫なのでしょうか?
minzokusyoku
コメントありがとうございます。
届いてすぐよりも、1週間くらい経った頃が、食べ頃です。
賞味期限からは最大10日間までには食べ切って下さい。
塩分の少ない漬物なので、セロリなど、サラダ感覚で召し上がって頂くのも、とても美味しくオススメです。