アラビノキシラン

アラビノキシランについて 働くしくみ

12 月2 日・10 日に開催された、農学博士前田先生の講演には多数お見えいただき、

誠にありがとうございました。

今後は全国数ヶ所で前田先生の講演会を予定しておりますのでどうぞご期待くださ
い。
さて、長年にわたり前田先生が研究されているアラビノキシランとは、主に
イネ科植物に存在する多糖で、ヘミセルロースの構成部分です。

少し、難しいですがアラビノキシランの仕組みについてご説明したいと思います。

 

アラビノキシランとは

まず、アラビノキシランとはどういうものかといいますと、

多糖類のなかの5 炭糖( ペントース) というもので、
アラビノース、キシロース等があります。

グルカンのように同一単糖で結合しているものは、ホモグルカンといい、
種類の異なる単糖が結合したものをヘテログルカンといいます。

アラビノキシランはアラビノースとキシロースが
結合しているので分類するとヘテログルカンになります。

植物には細胞壁を構成するセルロースという植物繊維がありますが、それよ
りも小さなヘミセルロースといわれる高分子の糖質があります。

このヘミセルロース成分の数パーセントがアラビノキシランなのです。

アラビノキシランの働く仕組み

アラビノキシランが体内に入るとナチュラルキラー細胞(NK細胞) が活
性化されㇽことが分かっています。

⇒ 米ぬかパワーのアラビノキシランについて

ナチュラルキラー細胞は、リンパ球の一種ですが、他の細胞
と少し異なり腫瘍細胞に対する反応が強いといわれています。

ナチュラルキラー細胞は腫瘍細胞を発見するとすぐに結合し、腫瘍細胞を破壊します。
次に、パーフォリンというタンパク質が腫瘍細胞に穴をあけ、セリンプロテアーゼ分子群が腫瘍細胞のDNAを破壊します。

ナチュラルキラー細胞の活性化とは、このパーフォリン・セリンプロテアーゼ分子群をたくさん生産させることができるかということなんです。

腫瘍患者のナチュラルキラー細胞には、パーフォリン・セリンプロテアー
ゼ分子群が少なく、逆に腫瘍細胞の勢いが強く、腫瘍細胞に貪食されてしま
います。

アラビノキシランは、ナチュラルキラー活性だけではなく、腫瘍の増殖を
抑制して、サイトカイン( 細胞間伝達物質) を増加させることにより、他の
免疫細胞も活性化するといわれています。

アラビノキシラン誘導体の免疫活性化の流れ

次にアラビノキシランを摂取してからの流れです。

  1. アラビノキシラン誘導体は胃で分解されずに小腸に達します。
  2. 小腸に達すると分解されて分子量が小さくなります。
  3. 分子量が小さくなると容易に腸管から血管内に吸収されます。
  4. NK細胞(ナチュラルキラー細胞)やマクロファージ(貧食細胞)が活性化されます。
  5. 全身の免疫力が活性化します。

体に吸収されるものでなければならない

どんなに良い成分を抽出したサプリメントを摂取しても体内で吸収されなけ
れば、かえって体に負担をかけてしまいます。

アラビノキシランは米ぬか由来ですので、われわれに馴染みのある食品です。

アラビノキシランだけでなく、人類が今まで食べてきた食品の中には、
未だ解明されていない素晴らしい成分が潜んでいると言われます。

毎日食べる食事で免疫力を上げる事が大切になります。

いただきますの感謝を

日本の食前の習慣である『いただきます』は、食材への感謝です。

肉や魚はもちろんのこと、野菜や果物にも命があると考え、「○○の命を私の命にさせていただきます」とそれぞれの食材に感謝していただく事を心掛けて食事をしたいですね。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。
新年も宜しくお願い申し上げます。

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