食品の話 -民俗食品

栄養たっぷり! 驚きのキクラゲを食べよう!

キクラゲと言えば、春から秋にかけて、広葉樹のニワトコ、ケヤキなどの倒木や枯枝に発生するキノコです。中華料理などでよく使われていますね。

色は茶色や黒、緑などがあります。

このキクラゲ、ぷよぷよした食感と見た目の割りに栄養価が非常に高いのです!

キクラゲに含まれている栄養

文部科学省が発表している「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に、キクラゲに含まれる栄養を調べてみました。
※この値は乾燥キクラゲ100g中に含まれる栄養です。

  • ●食物繊維…不溶性73.1g、水溶性6.3g
  • ●ビタミンD…128.5μg
  • ●ビタミンB2…0.44mg
  • ●カルシウム…82mg
  • ●マグネシウム…110mg
  • ●鉄分…10.4mg
  • ●カリウム…630mg
  • ●亜鉛…0.8mg
  • ●エネルギー…171kcal

どのぐらいの分量なのかわかりにくいと思いますので、代表的な他の食品と比べてみます。

キクラゲの食物繊維量は、ゴボウの約3倍にあたります!

またビタミンDの量は、食品の中でもトップクラスの含有量を誇ります。
各種ミネラルも含まれており、鉄分はレバー約1/5個分に、カルシウムは牛乳約3/10杯分に相当します。

この栄養がどれだけ凄いか次に説明しますね。

食物繊維は「ヒトの消化酵素で分解されない食物中の総体」と定義されています。
水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維とに大別されます。食物繊維の多くは、消化されないため、エネルギー源にはなりません。

食物繊維の働き

水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もどちらも体内には吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしており、第六の栄養素ともいわれ注目されています。

水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。
小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。また、コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます

。さらに、ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。

水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やし、排便がスムーズになります。また、有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます。

次にビタミンDです。

ビタミンDの効能

ビタミンDはカルシウム・リンの吸収を促し、骨や歯を丈夫にしてくれる栄養素です。
主にキクラゲをはじめとするきのこ類や、魚介類、卵類などに含まれており、不足すると「骨粗鬆症」になりやすくなってしまいます。

ビタミンDは日光を浴びることで体内で作られるのですが、近年では紫外線対策が進み、特に女性は紫外線を嫌うことから不足しがちな栄養素と言われています。

ミネラルの効能

キクラゲにはミネラルも多く含まれていますよ。

カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラルをキクラゲは豊富に含みます。

ミネラルは体の調子を整えてくれる大切な栄養素で、例えばカルシウムが不足すると骨粗鬆症症を起こしたり、鉄分が不足すると貧血になったりする可能性があります。

どのミネラルも体の中では作ることができないので、全て食品から取り込む必要があります。

カルシウムやリンやビタミンDと、鉄はビタミンCと食べることで、吸収する力が高まりますので、両方含まれているキクラゲは本当にスグレものです。

さらにダイエットにも良い

キクラゲのカロリーは乾燥100gの場合で、171kcal、水で戻した場合でも100gあたり35kcalと、とっても低カロリーな食品であることも魅力です。
食物繊維が豊富で、少量食べただけで量がありますので、色々な料理に加えることで食べ過ぎを防いで、ダイエット効果も期待できます。

まとめ

まとめますと、キクラゲは骨を丈夫にして、腸活にもぴったりで、体の調子も整えてくれます。まさに、美容&健康にぴったりなキノコなのですね!

付け加えますとキクラゲには生と乾燥があります。

乾燥キクラゲのメリットは、乾燥させた状態で日持ちすること。
まとめて買っておき、必要なときに必要な分だけ水で戻して料理に使うことができます。

乾燥キクラゲをご家庭の常備品としていかがでしょうか?

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