
食品添加物って何? 安全性は? 出来るだけ取りたくない
保存、殺菌、着色、味覚などいろんな目的で食品に含まれている食品添加物。
特に、加工食品に多いです。知らないうちにとってしまっている、食品添加物について考えてみようと思います。
食品添加物とは?その種類と含まれている食品について
食品添加物って何かを調べてみました。
食品の製造過程において,また加工,保存の目的で,添加,混和されるもの。香料など天然のものもあるが,そのほとんどは化学合成品で,その使用に関しては食品衛生法で規定されている。 1989年に食品添加物の表示に関して大幅な改正が行われ,化学的合成品である食品添加物のすべてと,従来は法規制の対象外であった天然添加物も全面表示が義務づけられるようになった
。食品の嗜好性を高めるもの,変質,変敗を防ぐもの,栄養を強化するもの,品質を改良し一定に保持するもの,製造に必要なものなどがあるが,いずれも安全性が確認され,長期にわたって連続摂取しても身体に障害のないことが必要である。(コトバンクによる)
長期にわたって連続摂取しても、身体に障害のないことが必要である事が必要なんですね。
種類については日本食品添加物協会のHPによると、次のようなものがあげられています(抜粋)。
名前 | 機能 | 添加物 | 含まれている食品 |
着色料 | 食品を着色し、色調を調節する |
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保存料 | カビや細菌などの発育を抑制し、食品の保存性をよくし、食中毒を予防する |
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加工肉や、はんぺん、かまぼこ |
増粘剤 安定剤 ゲル化剤 糊剤 |
食品に滑らかな感じや、粘り気を与え、分離を防止し、安定性を向上させる |
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酸化防止剤 | 油脂などの酸化を防ぎ保存性をよくする |
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つくだ煮、菓子パン、ワイン、など |
発色剤 | ハム・ソーセージなどの色調・風味を改善する |
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ソセージ・明太子・たらこ |
漂白剤 | 食品を漂白し、白く、きれいにする |
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防かび剤 (防ばい剤) |
柑橘類等のかびの発生を防止する |
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いろんな種類がありますね。では、これらの添加物はどんな食品に含まれているのか表にしました。
食品添加物は安全なのか?
無糖コーラが健康に良いという誤解があります。ところが代わりにアスパルテームやスクラロース、アセスルファムなどの人工甘味料(発ガン性や糖尿病発症のおそれあり)が入っている場合があります。
例えばハムやソーセージなどに使用されている「リン酸ナトリウム」は、カルシウムの吸収を抑制し骨粗鬆症や腎機能の低下、甲状腺機能に悪影響を与えるおそれなどが指摘されています。
さらにハムやソーセージ・明太子などに使用されている「亜硝酸ナトリウム」は、肉や魚と結合すると強力な発ガン性物質になることから、食品そのものが有害性が高いとも言われています。
日常的に複合摂取しても大丈夫なのか?
食品基準では、添加物でも大量に取らなければ安全といわれますが、加工食品を多く取っていると複合的に大量の添加物を摂取してしまう事になります。
見えない多くの悪影響を知らず知らずのうちに受けてしまうのが、添加物の恐ろしさなのです。
例えば 、朝食のパンには保存料、バターには酸化防止剤、ジャムには 着色料や強化剤
昼食の弁当には 保存料、着色料、漂白剤
お菓子には 甘味料や 安定剤
夕食には 調味料や、酸化防止剤などなどと平均して、一人1日10gもの食品添加物を取っています。
年間3.6kgにもなるのです!
これだけの添加物を取って仮に、安全としても有害な物質が多くそれを対外に排出(デトックス)しないといけません。
それだけ身体に負担がかかる事は間違いありませんね。
出来ればこれらの食品を取ることを控えるか、十分にデトックスできるよう酵素などを取り入れる必要があると思います。