
おいしいおかゆの作り方
何かと忙しい毎日。なかなか自分の体を休ませてあげられないものです。
そんな日が続いたら、おかゆでほっこり。
体をあたためて、ぐっすり眠れば、心も体もリラックスします。
そんなおいしいお粥の作り方をまとめてみました。
お粥を作る二つの方法
二つの方法があります
1 米から作る
水につける時間 30分
炒める時間 2分
煮る時間 15分
材料 米 ごま油 黒粉(あれば) 水
作り方
米をごま油で炒めてから、水を加えて煮ていきます。
米が油でコーティングされるので、煮立てたり、混ぜすぎたりしても
粘りが出ません。
油で炒めることで、香ばしさとコクが出るので、とておいしいです。
水の量は 米1/2カップに水4カップという割合を基本にしています。
水は多目にしておくほうが失敗がありません。
火加減はなべを火にかけたら、まず強火で沸騰させ、その後中火で煮込みます。
とろ火で長時間煮込むという方もおられますが、
ごま油で炒めて、水を沸騰させた後は、中火で15分ぐつぐつと煮てしまいましょう。
煮ている間はなべにフタをして、少しずらしてから熱の逃げ道を作っておけば、
吹き零れる心配もありません。
あれば米を焼いた黒粉を混ぜておくと香ばしくおいしく頂けます。
2 ごはんから作る
ごはんからおかゆを作るときは、昆布や煮干の出しや、鳥のスープなどで煮ると、ごはんに
味がしみて大変美味しく頂けます。
セロリ、まいたけなど出しの出る食材を使えば、水で煮ても大丈夫です。
作り方
水は米1/2カップに水(又はだし)3カップの割合で
火加減は 米から炊く場合と同じで中火で20分しっかり煮込みます。
そのほか炊飯器でもおかゆモードの付いているもので炊けば簡単です。
規定より水を多めに入れたほうが失敗がありません。
お粥の鍋は何が良い?
土鍋
お粥を炊くときに使う鍋はやっぱり土鍋が一番!
日のあたりがやわらかく、熱をよく蓄える土鍋は、お粥にもっとも適した鍋です。
厚手の鍋
ホーロー鍋やステンレスなどの厚手の鍋はお粥に向いています。
土鍋よりさらっとしたお粥に仕上がります。
圧力鍋
メーカーによって調理時間は少し変わり案酢が、5-15分加圧し、15-30分自然放置すれば、おいしいお粥が簡単にできます。調理時間を短くすれば、さらっとしたお粥になり、
長くすれば、ねっとりした仕上がりになります。
炊飯器
おかゆ機能のある炊飯器の良いところは焦げ付かないことです。
美味しさという点では、土鍋にかないませんが吹きこぼれの心配も無く30分くらいで出来上がります。ほとんどのタイプが玄米や雑穀にも対応しているので便利です。
目的別おかゆ
では、目的によってどんなお粥が良いかいくつかご紹介しましょう。
疲れた体を癒すお粥
しょうがとねぎのお粥が簡単でおすすめです。
しょうがの絡み成分とネギの香り成分が、どちらも決行を促進し、体をあたためてくれます。
基本材料+ しょうが(みじん切り) 大さじ1
ねぎ(みじん切り) 大さじ2
元気な体を作るお粥
じゃがいものお粥
じゃがいもに含まれるビタミンCが加熱しても損失が少ないのが特徴で、胃や腸の粘膜を強くしてくれます>またカリウムも豊富なので、塩分方になりがちな体内バランスを整えてくれます。
じゃがいも 1個
たまねぎ 1/4個
ごはん 茶碗1/2
だし汁 3カップ
塩 適量
キレイになるお粥
青菜のお粥
青菜たっぷりのおかゆはカロチンやビタミンC,葉緑素などがしっかりと補給できます。
青菜(春菊・ほうれん草など) 100g
ごはん 茶碗1/2
出し汁 3カップ
塩 適量
免疫力をあげるお粥
豆乳とごまのお粥(ごはんから作る)
豆乳とごはんを一緒に煮て作るので、大豆のパワーをしっかり吸収できる、ヘルシーなお粥です。大豆は血中のコレステロールを減らし、血管を強化する働きがあります。
ご飯 茶碗1/2
豆乳 3カップ
水 1/2カップ
ねりごま 大さじ1/2
塩 少々
まとめ
これから寒くなってゆきますが、あったかーいお粥を食べて健康にお暮らしください。